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この恋のかけら
作詞:吉井和哉 作曲:吉井和哉
錆びついたエンドロールが流れていく
またひとつ僕たちの映画が終わる
ザラついた灰色のロードムービーさ
助手席にはいつもの死神がいる
強い酒でも 悪い薬でも 逃れられない ことがあるのさ
冬になるとこの辺りは雪深くなるから
これより先は行き止まりになる
時が過ぎ去っても抜けないでいる
この恋のかけら どこに埋めればいいのだろう
ひとまわりふたまわり 大きくなり
カラフルな模様が増えるマトリョーシカ
少ない色しかない良さもあるね
あまりにも遠くまで来れたからさ
夢の途中で死んだ父親と
いつまでも少女の母の話を
春になるとこの辺りは落葉樹咲くから
これより先は人だかりができる
冷たい手の平を震わせて言った
あの君の言葉 どこに仕舞えばいいのだろう
さぁ ダメ元で やってみよう
泣いても 笑っても 残された
時間は 長くはないぜ
冬になるとこの辺りは雪深くなるから
これより先は行き止まりになる
長い足跡に滴り落ちる
この恋のかけら どこに埋めればいいのだろう